東京アンテナ工事(株)がテレベス社から直接輸入販売しています。
現在、日本でご購入いただけるのは、2機種です。
「フェラーリみたいなアンテナ」のキャッチコピーは、三矢社長の第一印象です。
東京都主催の産業交流展2012(東京ビッグサイト2012.11.20〜22)の出展時にも話題となりました。
アンテナは目立たないモノという日本の常識を覆す魅力あるデザイン
トリプルブームアンテナ(3本のブームで合計25素子)のTA-3(東京アンテナ3号)。日本のスペイン大使館にも設置してあります。
このシェイプが三矢社長を魅了した「フェラーリみたいなアンテナ」。スペインのサッカーチームのレアルマドリードや
バルセロナの試合がホームから中継されて市街地を映すと、かなりの確率で「このアンテナを取り付けている家」がテレビに出るそうです。笑。
ヨーロッパ独特の華やかなカラーリング
4段ダイポール平面アンテナのTA-ZERO(東京アンテナ零号)。軽量、且つ、平面なのにパネル型では無いという、やはり
日本には存在しないタイプのアンテナです。受風面積が小さいのでパネル型と違い、屋根上に設置することができます。
現在、弊社屋上を含め、5箇所の設置実績があります。弊社屋上では東日本大震災および台風15号にも耐えました。
テレベス社とは
当社は、世界80カ国以上に展開する技術企業グループのトップとして、工業およびサービス分野で20社もの子会社を擁しています。従業員数は750名を超え、全世界で53件もの特許を取得しています。当グループの2009年度の売上高は2億200万ユーロに達しました。
当社は、その50年の歴史の中で、1500種類もの製品を市場に送り出しました。そのほとんどは、アナログおよびデジタル式の地上波テレビ、衛星テレビ、ケーブルテレビ、携帯テレビ、高解像度テレビ、信号測定機器、および家庭用通信サービスに関連した製品です。
当社の顧客は4000社以上を数え、各種家電製品メーカーから、百貨店、通信業者、電子部品業者、テレビ業者、エンジニアリング会社など、多種多様な業界におよびます。
当社の製品分野は、テレビアンテナ、SMATV/ケーブルシステム、DTHシステム、ブロードキャストシステム、および測定機器といった5つの分野に分かれています。
駐日欧州連合代表部:EU Gateway Programmeホームページより
スペインのアンテナが日本で使える理由
スペインは日本よりも1年早い、2010年4月に完全デジタル化が完了しています。
伝送方式や1チャンネル毎の帯域幅などに違いはありますが、同じUHF帯域用のアンテナであり、
しかもスペインのUHF帯域の方が日本よりも広いので、日本のUHF帯域を完全にカバーすることが可能です。
国別 |
伝送方式 |
帯域幅 |
チャンネル範囲 |
周波数帯域 |
完全移行日 |
日本 |
ISDB-T |
6 |
13-62 |
470-770 |
2011.7.24 |
スペイン |
DVB-T |
8 |
21-69 |
470-862 |
2010.4 |
参考までに日本のUHF帯域の今後の利用イメージも掲載しておきましょう。
2011.7.24まで
VHF-LOW |
VHF-HIGH |
UHF |
90〜108 |
170〜222 |
470〜770 |
アナログ放送 |
アナログ放送 |
アナログ放送、デジタル放送 |
読売新聞2011.7.25朝刊より
2011.7.25以降(予定)
VHF-LOW |
VHF-HIGH-1 |
VHF-HIGH-2 |
UHF-1 |
UHF-2 |
90〜108 |
170〜205 |
205〜222 |
470〜710 |
710〜770 |
携帯端末向けマルチメディア放送(地域向け) |
防災無線 |
携帯端末向けマルチメディア放送(全国向け) |
デジタル放送 |
次世代携帯電話、ITS(高度道路交通システム) |
読売新聞2011.7.25朝刊より
どうしてアンテナを輸入しているのでしょう。
「ビビッと来たから」というのが本当の答えかもしれません。「三本の矢」との出会いは運命かと思いました。
きっかけは、下記ブログ記事に書かせて頂いております。
ガイアの夜明け(東京下町のアンテナ工事屋、スペインにアンテナを買いに行く!の巻)
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