防災関連
津波でケーブルテレビが流されても大丈夫なテレビ放送の二重化プラン
東日本大震災以降、災害に強いライフライン設備の構築が真剣に考えられており、すでにいくつかの答えが出て、実際に行われているものもあります。
例えば、電話においては有線部分については、リング状に繋ぐことで左回りがダメになったら右回りを使うという逆回り可能な設備になっていますし、
無線部分についても基地局の増設などを各携帯電話会社が頻繁に行っています。
電気・電力についてもメガソーラーの活用など様々な工夫がなされている途上と思います。
参考:災害に強い無線と有線の二重化設備を考える、アンテナ受信とケーブルテレビの併用システムの提案2013.6.19記事
無線と有線の二重化は、有線と有線の二重化に優る
東日本大震災で沿岸のケーブルテレビ(岩手県釜石市、宮城県気仙沼市、宮城県塩釜市)の共架設備が津波によって流出してしまう等の甚大な被害がありました。
また停電(計画停電含む)や火災などによりご自宅が被災していなくてもその経路が寸断されるとサービスがストップしてしまいます。
ケーブルテレビ(都市型・フレッツテレビ含む)はトリプルサービスが便利な反面、災害時にはトリプルダウンの懸念があることも露呈しています。
しかしながらワンストップサービスによる使い勝手の良さや費用面の割引など多くのメリットがあり、例えばテレビはアンテナ受信で、インターネットはケーブルテレビで、
電話はNTTでというような一昔前の分散型の利用形態は「リスク分散」の観点からみれば正しい選択かも知れませんが、現代社会にはマッチしていません。
そのような中、現在、最も有効な対策方法として、「二重化」という考えがあります。
有線で環状に接続するリング型は2箇所で寸断した場合に壊滅的なので障害耐性はあまり高くないとされており、現実的には有線と無線の二重化設備が効率が良いと考えられ、
実際にすでに通信業界では、「自宅では有線(光ファイバー)、屋外では無線(ワイファイ)」が実用化されており、ユーザーが選択可能な二重化が進んでいます。
ワンセグ受信が困難な地域に特に有用
沿岸部など送信所からの距離が遠い、地域的に電波が弱いためテレビを受信するためには八木宇田式アンテナでなければワンセグさえも受信できないという地域では
特に有用です。お住まいの地域でワンセグが受信できるかも普段からご確認しておいていただくとよろしいかと存じます。
災害に本当に強いのは、テレビ放送です。
インターネットや電話は、「つながることが必要」ですが、テレビは受信者数に制限の無い片方向のメディアですから受信さえできれば視聴することができます。
テレビでもできる簡単な二重化設備
無線のアンテナ受信と有線のケーブルテレビを切り換える機器が昔から存在しています。
ケーブルテレビ/アンテナ自動切換器 ASW-70PG 定価132,300円(税込)日本アンテナ製品
CATVラインよりTV信号を取り入れている集合住宅などにおいて、万一CATV系に故障が生じ、TV信号が途切れた場合、復旧までの間、自立アンテナ系に自動で切り換わり、途切れることなく確実に供給するためのバックアップ装置です。
空中波(オンエア)には存在しないケーブルテレビ団体共通規格のパイロット信号451.25MHZを検知しており、その信号が落ちることにより、自動的にアンテナに切り換わるようになっています。
もちろん自動ではなく、手動ならもっと安くできます。
電波切換器 SW-7FD-SP 定価2,940円(税込)日本アンテナ製品
この機器は、以前はアンテナ業界で「アンテナ切換器」と呼ばれていたもののメタル筐体バージョンのようです。
もちろん自動切換器の方が便利ではありますが、屋上などの操作可能な場所にこの機器を設置しておけば、手動で、ケーブルテレビと自前のアンテナの切り換えることが可能となります。
マンションなどの集合住宅の場合、ケーブルテレビの加入者が居住されている場合、ケーブルテレビの共用部の使用料は廉価な設定になっていることが多いので、
ケーブルテレビとの契約を継続したままで本装置の設置も可能かと存じます。
アンテナとCATVの「どちらか」から「どちらも」へ/二重化で災害に強いマンションに
アナログテレビの時代はアンテナ受信ではゴーストがひどく、良好な映像を得られなかった場合も多かったわけですが、デジタルテレビの時代になり、ほとんどの地域で
アンテナ受信が可能となりました。電波切換器を設置することにより災害に強いマンション共聴設備を構築されることをお勧めいたします。
参考:災害に強い無線と有線の二重化設備を考える、アンテナ受信とケーブルテレビの併用システムの提案2013.6.19記事
二重化のアンテナ工事は、簡単で廉価に実現可能です!
基本的にケーブルテレビの入力レベルにアンテナのレベルを調整するだけです。アンテナレベルの方が高い地域が多いので適切なアッテネーターを設置して完了するケースが
ほとんどですので、廉価です。
マンション太陽光関連
機能美という言葉が似合うスタイリッシュなデザイン
ご存知のように太陽光発電設備は、戸建住宅を中心に普及しています。
しかし実際に広さや日当たりの良さを考えると効率よく発電できるのは マンション屋上であることは間違いありませんが、ほとんどのマンションが未導入というのが現状です。
弊社はマンション管理組合様を中心に太陽光発電システムの普及促進を行っております。。
太陽光発電は、「お得な設備」なのです。
固定価格買取制度は、2012年7月1日からはじまった新しい制度で、例えば10kW以上の設備の場合、固定価格で20年間、全量を電力会社に売電可能なことから、エコエネルギーを生産しながら、直接的な利益も得られる「お得な設備」として注目されています。
特にマンション屋上の場合、周囲の建物の日影を受けずに大容量を発電可能ですので、将来にわたり有望です。
是非、この機会にご検討ください。ご相談・お見積は無料です。
マンション太陽光:東京アンテナ工事
フェラーリみたいなアンテナ関連
スペイン製の地デジアンテナをマンションの屋上に取り付けたい
参考:フェラーリみたいなアンテナ
雑誌、ラジオライフの遠距離受信企画でラブストーリーに勝利した東京アンテナ三号の実力はホンモノか?!
回答作成中です。
デジネットは東京アンテナ工事株式会社のインターネットブランドです。
インターネットマンション創世記の1999年から元請としての実績があります。
デジネット(diginet.ne.jp:一般第二種電気通信事業者 総務省 第A-10-3108号)は東京アンテナ工事株式会社のISP事業です。
1999年からインターネットマンション事業の実績があります。
東京ビッグサイトに弊社単独ブースで毎年出展しています。
産業交流展2015(2015年11月18〜20日、東京ビッグサイト)の様子です。